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イタリア語検定2級への道

3回落ちて、2006年・4回目にとうとう取得できた イタリア語検定2級。 2007年秋イタリア語学校の奨学生として、会社の休みをもらい、ミラノに1ヶ月留学。 その後、ちょっとした燃えつき症候群になるものの、仕事に使うなら英語も必要ということで、 しばしTOEICの勉強をしていました。 2009年3月に受けた結果は、780点。 残念ながら目標の800点に届かず。 TOEICのおかげか否かは不明なものの、2009年念願の正社員で働き始め、語学とは遠ざかるばかりの毎日。 イタリア語への情熱が再び燃え上がる火はくるのか!?

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本

本を買いました。
いろいろ買ったのですが、読んでみて目からうろこの本を一冊紹介。
昨日、王様のブランチで紹介されていた本でした。
勝間 和代著
効率が10倍アップする 新・知的生産術
ダイアモンド社

内容はさておき、彼女の経歴にびっくり
キャリアを積んで、稼いで、結果を出して、っていう女性ならたくさん居ると思います。でも、私にとって驚きだったのが、21歳(学生時代)に出産して、今は3児の母だということです。
18歳からつい最近まで一人暮らしでずっと過ごしてきた私にとって、複数で暮らすということは、今までとは違うリズムになり、自由な時間が減ったことが、大きな変化でした。
どこか諦めていましたが、それは効率を考えていなかったから。と気付かされてしまいました。
主婦だろうが、母だろうが、一人だろうが、効率しだいでは、何でも出来るという気がしてきたのです。

日本の労働生産性は、アメリカの約7割しかない。
確かに、我が社の男性社員をみていると、残業しているのに昼間仕事をしていない。(もちろんしている人もいますが・・・、こんなこと言ってごめんなさい)なんだか、残業することを免罪符にしている傾向がある気がします。

それはさておき、著者は大学院で助手をしながら、博士号の取得を目指し、本を書く企画が4つ進行中、他にもいろいろありましたが、ともかく多忙!
なのに、残業はせず、睡眠時間を確実にとり、友人とのランチ・ネイルの手入れに時間を惜しまない。
それに引き換え、土日休みの私は、ごろごろだらだらしながら週末が過ぎていく・・・。男性社員の残業を指摘している立場に無い!

この本に書かれていること、すべてを実行することは難しいことかもしれませんが、
「時間がない」と口にする前に、目の前にある仕事の効率化について考える必要があると気付かされました。そして、状況に応じて、著者の効率化のコツを利用していければ、と思いました。
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昔から、歴史の授業は大の苦手でした。
”AがBの時代にCという出来事によって、Dに至る。”
なんて文章を読んでいると、ひねくれ者の私は
「だから何!?今の私に何が関係あるわけ?」と毒づくことしか出来なかった。
人物と出来事の羅列では、何の魅力を感じることが出来ませんでした。でも、イタリアに関わる私としては、日本のこともひいてはヨーロッパのことも、知らないと会話が通じないという事態になってしまいます。

そんな私は、面白い歴史の本を探しつづけ、とうとうピッタリのものを見付けました。先日紹介した本の一冊
塩野七生さん著 ローマから日本が見える(集英社インターナショナル)
です。

歴史研究家たちは、彼女の本を邪道と言っているらしいのですが、面白くないと読めない私には、それでも必要な存在です。結局、歴史的出来事は、今生きている人が見てきた事実なんて、100年そこそこ。それ以前は、事実かどうか証明するのは難しいと思います。それなら、事実の如何を問わず、面白くて分かりやすいほうがずっと私には合っています。

先に述べた客観的事実のられるも塩野氏の手に掛かると
”Aという人物は、Bという闘いの時代に生まれてその本領を発揮することになる。その活躍の結果、Cという事件が起こるのだ。それによってDになったことで、ローマの市民達はBを支持していくのだ”
というような、表現になります。
AだBだでは、良い例文とは言えませんが(笑)、とにかく彼女自身の個人的主観的考えが随所に反映されているので,彼女の目線で見ることが出来るます。その上、歴史の流れや人物の魅力が説明されているので、2,3ページで訳がわからなくなる私にはありがたい本です。

何度か読んで,会話の中でそれらの名詞を出すことを願いつつ読み進めていこうと思います。

新潮文庫
イタリアからの手紙~Lelettere dall'Italia~
塩野 七生著

新しく本のカテゴリーを増やしました。語彙増強のために「読解」に力を入れたい私ですが、もともと日本語でも本をあまり読むほうではありませんでした。
しかし、日本語での文学表現に疎い人間が、外国語で読んで理解できるはずがありません。ということで、言語問わずにたくさんの本を読もうと思います。そこで、とっつきやすくエッセイから始めました。

本屋でパッと目に付いたイタリアという文字。良く聞く著者名。それだけで前述の本を選びました。昭和47年に刊行されたものらしく、著者の若い視点でのイタリアが語られています。日曜に買ったので、全部を読んだわけではないのですが、とても新鮮で面白いので2/3は読んでしまいました。
歴史に造詣の深い彼女から語られるイタリアの遺産・人・情景描写への色あせない表現がたいへん興味深いです。そして、30年経った今でも、そこに描かれるイタリアは何ら変化していないのには驚きます。日本の30年前を外国人が描いたら、内容はまったく今とは違うでしょう。

そういう意味では、昔のに刊行された本を選んでも今生かせる情報ばかりだというのがすごいです。

本を読みながら、今週末から再開される個人レッスンの題材に頭を悩ませる私です。
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プロフィール
HN:
Camminina
性別:
女性
職業:
OL
趣味:
イタリア語
自己紹介:
埼玉県在住。4度目の挑戦にして2006年12月、晴れてイタリア語検定2級に合格。
2007年2月、イタリアでの4週間授業料免除の奨学生に志願・通過!
10年目にしてやっと実り始めたイタリア語ライフ。
その後、TOEIC受験を経て貿易関連の会社に転職。
語学から、少し離れた生活を送っています。
好きなもの:たくさん
嫌いなもの:パイナップル、魚の目
興味津々なもの:建築、英語、スピリチュアル

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