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イタリア語検定2級への道

3回落ちて、2006年・4回目にとうとう取得できた イタリア語検定2級。 2007年秋イタリア語学校の奨学生として、会社の休みをもらい、ミラノに1ヶ月留学。 その後、ちょっとした燃えつき症候群になるものの、仕事に使うなら英語も必要ということで、 しばしTOEICの勉強をしていました。 2009年3月に受けた結果は、780点。 残念ながら目標の800点に届かず。 TOEICのおかげか否かは不明なものの、2009年念願の正社員で働き始め、語学とは遠ざかるばかりの毎日。 イタリア語への情熱が再び燃え上がる火はくるのか!?

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新潮文庫
イタリアからの手紙~Lelettere dall'Italia~
塩野 七生著

新しく本のカテゴリーを増やしました。語彙増強のために「読解」に力を入れたい私ですが、もともと日本語でも本をあまり読むほうではありませんでした。
しかし、日本語での文学表現に疎い人間が、外国語で読んで理解できるはずがありません。ということで、言語問わずにたくさんの本を読もうと思います。そこで、とっつきやすくエッセイから始めました。

本屋でパッと目に付いたイタリアという文字。良く聞く著者名。それだけで前述の本を選びました。昭和47年に刊行されたものらしく、著者の若い視点でのイタリアが語られています。日曜に買ったので、全部を読んだわけではないのですが、とても新鮮で面白いので2/3は読んでしまいました。
歴史に造詣の深い彼女から語られるイタリアの遺産・人・情景描写への色あせない表現がたいへん興味深いです。そして、30年経った今でも、そこに描かれるイタリアは何ら変化していないのには驚きます。日本の30年前を外国人が描いたら、内容はまったく今とは違うでしょう。

そういう意味では、昔のに刊行された本を選んでも今生かせる情報ばかりだというのがすごいです。

本を読みながら、今週末から再開される個人レッスンの題材に頭を悩ませる私です。
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無題

塩野七生さんのエッセイ、私も好きです。徹底的に論理的な視点を持っているのにもかかわらず、男性的にならない文章と彼女の知性・教養は本当に尊敬します。
あと、個人的にヨーロッパ言語を学ぶ人には、つい米原万理著『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』をオススメしてしまいます。とても愉快な通訳悲喜こもごものエッセイですが、母国語が貧相だと、どんなに外国語を勉強をしても“その程度”にしかならないんだと痛感させられる本です。もしもうご存知でしたらごめんなさいね。

オススメ

オススメ参考にします!ありがとうございます。
ロシア語最強の通訳だとか。
かの職業の人達は、外国語力は母国語力!と口をそろえて言いますよね。結局日本語力なんだな、って思います。気になっていた人なので、ぜひ次回の候補に上げさせていただきます!
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プロフィール
HN:
Camminina
性別:
女性
職業:
OL
趣味:
イタリア語
自己紹介:
埼玉県在住。4度目の挑戦にして2006年12月、晴れてイタリア語検定2級に合格。
2007年2月、イタリアでの4週間授業料免除の奨学生に志願・通過!
10年目にしてやっと実り始めたイタリア語ライフ。
その後、TOEIC受験を経て貿易関連の会社に転職。
語学から、少し離れた生活を送っています。
好きなもの:たくさん
嫌いなもの:パイナップル、魚の目
興味津々なもの:建築、英語、スピリチュアル

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