イタリア語検定2級への道
3回落ちて、2006年・4回目にとうとう取得できた イタリア語検定2級。 2007年秋イタリア語学校の奨学生として、会社の休みをもらい、ミラノに1ヶ月留学。 その後、ちょっとした燃えつき症候群になるものの、仕事に使うなら英語も必要ということで、 しばしTOEICの勉強をしていました。 2009年3月に受けた結果は、780点。 残念ながら目標の800点に届かず。 TOEICのおかげか否かは不明なものの、2009年念願の正社員で働き始め、語学とは遠ざかるばかりの毎日。 イタリア語への情熱が再び燃え上がる火はくるのか!?
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
イタリア映画祭に行って、“二度目の結婚”を観ました。
滑稽で切ないお話でした。「悲劇と喜劇は紙一重」という言葉を地で行く映画でした。主人公のジョルダーノはうつで入院経験があって、彼の住む田舎では“頭のおかしい人”として、不発弾の処理をしている。戦争で死んだ彼の兄の妻(リリアーナ)とその息子(ニーノ)が貧窮のあまり、絶縁していたジョルダーノの家で住まうことになるなかでの、彼女との結婚にいたるまでの話。
はっきりいって、私にとっては、リリアーナもニーノも嫌なタイプだった。同じ女性として、少なくともリリアーナの味方を少しは出来るけど、ニーノには「ダメ男!」と罵声を浴びせたくなった(笑)そんな2人に対してジョルダーノは、とにかく優しい!悲しくなるほど純粋で、それで傷つくことも分かっているのに、それでも自分を曲げない強さのある人だと思いました。
人って、年をとって経験をかさねるにつれ、傷つくことから逃げるのがうまくなっていくものだと思います。それは、自分を守ることでもあり、周りに迷惑をかけないためでもある。しかし、この主人公は人を大切に思い、自分の行動に責任と誇りを持っていました。そして、人が失った大切なものを持っている人物にうつりました。
自分が決めたことに責任を持って、人に責任転嫁しないその姿は私も見習わないといけないな~なんて、考えさせられる映画でした。
深刻に感想を述べましたが、本作は終始コミカルに描かれているので、ご心配(?)なく。
PR
この記事へのコメント
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
カレンダー
03 | 2024/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
Camminina
性別:
女性
職業:
OL
趣味:
イタリア語
自己紹介:
埼玉県在住。4度目の挑戦にして2006年12月、晴れてイタリア語検定2級に合格。
2007年2月、イタリアでの4週間授業料免除の奨学生に志願・通過!
10年目にしてやっと実り始めたイタリア語ライフ。
その後、TOEIC受験を経て貿易関連の会社に転職。
語学から、少し離れた生活を送っています。
好きなもの:たくさん
嫌いなもの:パイナップル、魚の目
興味津々なもの:建築、英語、スピリチュアル
2007年2月、イタリアでの4週間授業料免除の奨学生に志願・通過!
10年目にしてやっと実り始めたイタリア語ライフ。
その後、TOEIC受験を経て貿易関連の会社に転職。
語学から、少し離れた生活を送っています。
好きなもの:たくさん
嫌いなもの:パイナップル、魚の目
興味津々なもの:建築、英語、スピリチュアル