イタリア語検定2級への道
3回落ちて、2006年・4回目にとうとう取得できた イタリア語検定2級。 2007年秋イタリア語学校の奨学生として、会社の休みをもらい、ミラノに1ヶ月留学。 その後、ちょっとした燃えつき症候群になるものの、仕事に使うなら英語も必要ということで、 しばしTOEICの勉強をしていました。 2009年3月に受けた結果は、780点。 残念ながら目標の800点に届かず。 TOEICのおかげか否かは不明なものの、2009年念願の正社員で働き始め、語学とは遠ざかるばかりの毎日。 イタリア語への情熱が再び燃え上がる火はくるのか!?
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今回は、日本のSVANTAGGIOについて
Uno svantaggio del Giappone che non ha l'Italia.
⇒Ci si annoia subito di qualsiasi cosa .
私が、取り上げたのは日本人はすぐ飽きる。
ということでした。イタリアにいたとき一緒に住んでいたおばあさんは、お金持ちにも関わらず質素で倹約家でした。
それに反して、日本人はテレビも携帯もゲームも新しいものにすぐ興味を示して、買い替えたがる。
と述べました。
そう言う日本人の気質に関する単語
consumismo(n.m)消費促進(主義)
consumistico(ag.)消費促進主義の、消費文明の
industializzare 産業化する
それに対し、先生は日本人でもお年よりは質素で物を大事にするから、これはあてはまらない。とのこと
ならば、家や家具はイタリアでは古いものが好まれる。しかし日本では、どちらも新しければ新しいほど高くつく傾向が強いので、新しいもの好きという点で、やはり日本人は飽きっぽい。
と答えたところ、これに関しては納得していた。
話が少し飛んだのですが、そのあと現在の日本とイタリアのインテリアについての話になりました。
日本のショールームの本棚にはアルファベットの本が並べられ、イタリアでは禅という言葉に順ずる家具が高級品として位置付けられている。これはなぜだと思う?
と聞かれて、はて?なんでだろう?
新鮮だから、見慣れていないものだから。と答えました。
その通り、人間は普遍的に目新しいものを好んで使うのだよ。とのこと
は~、深いお話になってきたわ。
でも、確かにイタリアやアメリカでは漢字のタトゥーが流行なのだとか。
でも、日本人はいくら形が美しいからといっても、“便所”なんていれないものね。これは、漢字以前の問題か・・・
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先日、個人レッスンで私が取り上げたテーマについて書きます。
Uno svantaggio dell'Italia che non ha il Giappone.
⇒Nei servizi pubblici non importa fare aspettare qualcuno.
私があげたのは、公共サービスにおいて人を待たせることを気にしない。
ということでした。
先生はこれに対して、的確な単語を使って説明をしてくれました。
noncuranza(n.f)無関心、無頓着
noncurante(ag.)なおざりな、いいかげんな
といった言葉が適当でしょう。
それらの理由について、先生は面白いことを述べていました。
ヨーロッパ人にみられる傾向だけれど、自分がしたくない仕事をしているという不満(フラストレーション)を客や利用者にぶつけている。そして、私生活の不満も同様に、仕事に反映させてしまうことがこう言った現象の理由だと言う。
日本人にとって、どんな不満があろうが、それは個人の問題で、お金をもらってしている仕事には関係のないこととして、全く切り離せるけど、イタリア人は違う。
日本人は心で怒っていても、表面は笑える人種なのだとか。イタリアでも、ピエモンテ州の人はこの気質に近くて、ローマ人の先生は、こう言う正確のほうが好き、と言っていました。
ちなみに、私の場合は滞在許可証を申請するとき、郵便局で・・・などなど、他の人同様いやな思いをたくさんしましたが、それはイタリア人も同様みたいです。
先日、別の先生が延々郵便局でのひどい扱いにグチを言っていたっけ・・・。温厚な先生なのに、かなり荒れていたので、相当だったのでしょう。
これも、文化と思い、受け入れていく器がなければいけないのでしょうが、それは遠い道のりだわ。
検定1次終了という開放感から、はや1ヶ月。まだ開放されっぱなしです(-_-;)
友達と外食したり、実家に帰ったり、買い物したり、映画観たり。アレもしたいコレもしたいと思っていたことの半分もしていないのに、あっという間の1ヶ月・・・。もはや、半年前の私に逆戻り、宿題だけして、授業に出席。予習も復習も、音読もな~んもしていません。こんなんじゃ、授業料を捨てているようなものです。
もったいない!
人間楽なほうには、簡単に戻ってしまうものですね。あの毎日イタリア語をしていた半年間は何だったのでしょう?
後悔しないためにも、早くエンジンかけないといけません。でも、今週末も実家に帰らねばなりません。うまく時間をみつけて、頑張ります。
一昨日は、学校の授業。そして昨日は、個人レッスンの日でした。
2日連続で、イタリア語を学ぶのはけっこう重いので、週末はいつも息切れ状態です(^^;)
まず、一昨日の授業は、映画を観ながらイタリア語を学ぶと言うものでした。文法や作文とは違う、日常会話のイタリア語を学べるので、とても新鮮です。とくに、イタリア映画に慣れている人は、口語イタリア語の理解度が高く、文法や教材用のCDを聞きなれている私には、かなり難しいものです。
今後は、会話も含めてより日常に近いイタリア語に慣れていく必要があると、感じました。
今回観た映画は、1950年の白黒コメディ映画“Toto’、Peppino e la malafemmina"というものでした。
二人の、ナポリ郊外の兄弟(トトとペッピーノ)の甥っ子がミラノで“男を誘惑する悪い女(la malafemmina)”のとりこになってしまい、それをどうこうしていく・・・という話です。授業では、彼らがミラノに行く部分までしか観られなかったため、この女とに会ってどうしたのかは、分かりませんでした。
で、面白かったのがとあるワンシーン。ミラノで、トトとペッピーノが甥っ子と女を探すためにドゥオーモに出向き警察官に、道を尋ねるくだりです。その警察官をドイツ人と勘違い、叔父さんの一人がドイツ語で話そうとするけど支離滅裂。警察官はイタリア語を話せると分かるも、結局イタリア語でも通じ合わずバカにされて去られるというところ。
この警察官がミラノ方言を使ったことで、通じ合わず会話の食い違いが始まったのです。
その、ミラノ方言を2つ
M'ha ciapa' per un tedesco?(=Mi ha preso per un tedesco?の意味)
彼らはha ciapa'がわからず、tedescoのみを理解したことによる勘違い。
prendere una persona per un'altra でだれだれを他の誰かと間違える、と言う意味です。
ho ciapa'
hai ciapa'
ha ciapa'
abbiamo ciapa'
avete ciapa'
hanno ciapa'
prendereはよく使う動詞なので、ミラノへ行ったあかつきにはぜひ使ってみたいです・
そしてもう一つは、Se ghe'?これは、Che c'e'?の意味です。この表現もよく使うのでぜひミラノで。
会社でヒマなときに、週末の個人レッスンで話すテーマについて考えています。先週、先生に貸してもらった「自転車泥棒」についてがひとつのテーマ。でもそれだけでは物足りないので、何か補足するサブテーマがないかと、模索中です。
イタリアの戦後の貧しさをリアルに描いている映画なので、「貧しさ」をテーマにするか?というのがひとつ。
そして、映画を観ていて(まだ半分だけど)イタリア人の独特のジェスチャーが懐かしかったので、日本とのしぐさの比較にしようか、というのもあります。しかし、正直感想としては、今のところ「会社の文句を言ったりしてるけど、私には職があって良かった~」という他愛のないもの・・・。いまいちネタとして広げにくいものがあります(―_―;)
そこで、この映画とは切り離して文化や習慣についての比較をしてみる。というのも考えています。
日本そしてイタリアの良いところ悪いところについて、話してみようかな?先生は、イタリアという母国を離れて、甚だ文化の異なる日本に住んでいるわけで、その点での日本の良いところ悪いところも伺ってみたいのです。
そして、それにまつわる単語を調べてある程度、流れを考えておこうかと思いますが、それを会社で考えると睡魔に襲われるので、怖くて出来ません。
どうしたものか・・・。
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プロフィール
HN:
Camminina
性別:
女性
職業:
OL
趣味:
イタリア語
自己紹介:
埼玉県在住。4度目の挑戦にして2006年12月、晴れてイタリア語検定2級に合格。
2007年2月、イタリアでの4週間授業料免除の奨学生に志願・通過!
10年目にしてやっと実り始めたイタリア語ライフ。
その後、TOEIC受験を経て貿易関連の会社に転職。
語学から、少し離れた生活を送っています。
好きなもの:たくさん
嫌いなもの:パイナップル、魚の目
興味津々なもの:建築、英語、スピリチュアル
2007年2月、イタリアでの4週間授業料免除の奨学生に志願・通過!
10年目にしてやっと実り始めたイタリア語ライフ。
その後、TOEIC受験を経て貿易関連の会社に転職。
語学から、少し離れた生活を送っています。
好きなもの:たくさん
嫌いなもの:パイナップル、魚の目
興味津々なもの:建築、英語、スピリチュアル