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イタリア語検定2級への道

3回落ちて、2006年・4回目にとうとう取得できた イタリア語検定2級。 2007年秋イタリア語学校の奨学生として、会社の休みをもらい、ミラノに1ヶ月留学。 その後、ちょっとした燃えつき症候群になるものの、仕事に使うなら英語も必要ということで、 しばしTOEICの勉強をしていました。 2009年3月に受けた結果は、780点。 残念ながら目標の800点に届かず。 TOEICのおかげか否かは不明なものの、2009年念願の正社員で働き始め、語学とは遠ざかるばかりの毎日。 イタリア語への情熱が再び燃え上がる火はくるのか!?

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実は2ヶ月ほど前から、ちょっとした偶然が重なり、来年から留学をしたいと言う女性に、イタリア語を教えることになりました。
いろいろ考えて、イタリア語3級を目指す人の参考になることもあると思い、生徒さんに了解を得て、授業内容などを綴っていこうと思いました。

生徒さんであるKさんは、フィレンツェに3ヶ月留学経験があり、来年半年程度の語学留学を目指しています。イタリアに居たときは、なんとかやっていけたものの、日本で働き日本で生活しながら、なかなか思うようにイタリア語を勉強できずに、もどかしい思いをしているとのこと。
文法を中心に、日本での勉強方法などもまじえて、授業を進めています。

彼女は、イタリア語を言葉として覚える前に、文法について理論的に理解しようと努めているのが、よく感じ取れます。
感覚に頼ることなく、「ここが~だから、直接目的語」的な理解が出来るので、教える側はとてもありがたい(笑)
最初に耳と口だけでイタリア語を覚えてしまうより、徹底的に文法を理解してからしゃべり・聞き取りをしたほうが、時間が経つにつれて、能力の伸び方に差が出るように思います。
これは、私見ではありますが、日本語を話すわれわれは、文法を勉強し過ぎて、し過ぎるということはない。そんな考えのもと、Kさんと一緒に勉強していこうと思いました。

ある程度は文法を学んだものの、それぞれがあいまいなままらしいので、復習を兼ねて、冠詞・定冠詞・指示代名詞・再帰動詞をしました。
今後、自分が教えた部分に関しての、復習も兼ねて、ブログに更新してみようと思います。

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ずいぶん、更新をごぶさたしてました。
2級を取得した私ではありますが、メールでのリクエストもあるため自分が試みた勉強法を紹介して、今後受験される方に参考にしていただけたらと思います。

私をはじめ、日本にいながら外国語を勉強するというのは、けっこう困難なことだと思います。ましてや、英語のようになじみの少ない言語ならば、なおさらです。
イタリアで勉強している人に比べると環境としては劣るものの、それに近づけることは出来ると思います。私は、机に向かって問題集を解いたりCDのディクテーションをするだけを勉強としていたわけではありません。といのも、電車の中では過去問のCDや日常会話のCDを聴いたり、添削して清書した作文を覚えたり、歩きながらCDのフレーズを繰り返したり(←はたから見ると変な人)常にイタリア語を見たり聴いたり口にしたりしていました。
“全てを丸暗記する”という意気込みでするのではなく、“常に触れている”という意識で行なっていました。今も文章を考えながらRAI放送のニュースを聞いています。
(⇒ http://www.rai.it/ )
そういうことを意識していると、いざ机に向かって勉強しようというときに、けっこうすんなり教材に入っていくことができます。
つまり、ウォームアップが出来た状態で問題を解けるのです。不思議なことに、これを繰り返していると前に勉強していたことがそのとき勉強していることにリンクし易くなります。
例えばCi tieni alla tradizione.を、家で参考書でみたあと学校の授業でCi tengo alla famiglia. という文章がでてきたとき、「あ、tenerci a ~ ~を大切にするってヤツだ!」なんてピーンときます。これが結構嬉しかったりするんですが、これが増えると頑張って勉強する気になったりします。

注)これを繰り返すとウンザリします(笑)
そうなったときは、3日くらいイタリアンモードを休止しましょう。

先日、このブログを読んでいるとある方からメールを頂きました。そこには、学校に通う利点と独学の効果的方法についてのリクエストがありました。

今は2次対策をしていますが、その内容に加えて、今までしてきた内容について詳しく書くことで、今後受験される方の参考になればと思います。

これだけ何度も落ちてきたことが、少しでも役に立てれば、無駄ではなかったと思えるので・・・。

約半年間、2級を受けるための勉強を続けて、今までと変えた勉強法がいくつかあります。

その一つについて、題名にもある通り、辞書をひくということです。基本単語集を勉強するようになって気付いたのですが、見たことはあるけど、意味は曖昧・・・という単語がとても多いということ。

物語を読んだり、速読をする場合、辞書をつかわずとりあえず読んでみる。という方法がありますが、殊に学習に関しては適していないと知りました。

今となっては、80%確信が持てる単語でも、一応辞書で確認しています。特に、今まで分からない単語に出会ったとき、「後で調べよう」と言いつついつまでも調べなかったので、結局わからずじまい、というパターンがほとんどでした。
あとは、一つ一つの単語の意味は知っていても、文章として意味が通らない場合は、それらを組み合わせて一つの意味を成す熟語である可能性があるので、確認するようにしています。
イタリア語学習者のほとんどが持っているアノ緑の辞書を使うと、だいたい何かしらの熟語がひっかかってくるので、面白いですよ。

ということで、辞書をひくことに億劫がらない、というのを今回の学習で心がけています。


昨日、思わぬ副産物について聞き取りで語い力強化に繋がる、と述べましたが、そのことに関しての補足します。
私は、過去問をだらだら聴いていますが、それが早すぎてついていけない場合についてです。

まず、1フレーズで分からない単語は1~3個くらいが、自分に合ったレベルの基準になると思います。
そして、そのフレーズをまず何度も聴いてディクテーションしてみて、答え合わせをした上で分からない単語をしらべ、全体像を把握して和訳を読んでみてください。
これでだいぶ、耳に慣れてくるのでは。

それでも、聞き流せない場合は、繰り返し聞くフレーズを短くしてはいかがでしょう?わたしは、1時間くらいのCD(過去問1級~3級)を何度も聴いていますが、長すぎる場合は例えば2005年の3級春の20分だけにしてみる、ということです。

そして、もう一つは書き出した文章を目で追いながらCDを聴くこともオススメします。電車の中など、人目が気になるとき以外は声に出して読みながら追っていくのも、すごく良い方法だと思います。イタリア人っぽいイントネーションや息継ぎの場所を意識してみると、ゆくゆくは会話力にも繋がっていきます。

何よりも、自分にあったレベルと方法を模索して試して慣れていくのが一番だと思います。
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プロフィール
HN:
Camminina
性別:
女性
職業:
OL
趣味:
イタリア語
自己紹介:
埼玉県在住。4度目の挑戦にして2006年12月、晴れてイタリア語検定2級に合格。
2007年2月、イタリアでの4週間授業料免除の奨学生に志願・通過!
10年目にしてやっと実り始めたイタリア語ライフ。
その後、TOEIC受験を経て貿易関連の会社に転職。
語学から、少し離れた生活を送っています。
好きなもの:たくさん
嫌いなもの:パイナップル、魚の目
興味津々なもの:建築、英語、スピリチュアル

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